予防接種・健康診断

四種混合

接種対象年齢 3か月~7歳6か月になる日の前日
接種回数 4回
接種間隔 第1期初回接種として20日以上の間隔をおいて3回接種します。
第1期追加接種は第1期初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて1回接種します。
ワクチンの種類 不活化ワクチン

【病気について】

●ジフテリア
現在では患者発生数は年間0~1名程度です。ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状がでない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

●百日せき
百日せきは、普通のかぜのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったりけいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こします。
乳児では命を落とすこともあります。
百日せき菌の飛沫感染で起こります。(※飛沫感染とは...ウイルスや細菌がせきやくしゃみなどにより、細かい唾液や気道分泌物につつまれて空気中へ飛びだし、約1mの範囲で人に感染させることです。)

●破傷風
破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、死亡することもあります。患者の半数は本人や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、お母さんが免疫をもっていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。

●ポリオ
ポリオウイルスはヒトからヒトへ感染します。感染したヒトの便中に排泄されたウイルスが、口から入りのどまたは腸に感染します。ほとんどの場合は症状がでず一生免疫が得られます。症状が出る場合、100人中5~10人はかぜ症状ではじまり、発熱・頭痛・嘔吐が現れます。また、感染者の1,000~2,000人に1人に麻痺を生じ、一部の者にはその麻痺が永久に残ります。呼吸困難により死亡することもあります。

【四種混合ワクチンの副反応】
現在の日本のワクチンは副反応の少ないワクチンに改良されています。副反応は、注射部位の発赤・腫脹(はれ)・硬結(しこり)などの局所反応が主です。硬結(しこり)は少しずつ小さくなりますが、数ヶ月残ることがあります。特に敏感な子で肘をこえて上腕全体がはれた例が少数あります。
通常高熱は出ませんが、接種後24時間以内に37.5℃以上になった例があります。重い副反応はなくても、機嫌が悪くなったり、はれが目立つときなどは医師に相談してください。

【よくある質問】
Q:過去に百日せきにかかりました。接種ワクチンはどのようにしたらいいですか?
A:四種混合ワクチンの接種が可能です。百日せきに対する免疫を保有している人に四種混合ワクチンを接種しても、副反応が増強することはありません。
Q:四種混合ワクチンの第1期1回目接種後、2回目の接種時期が規定の期間を超えてしまいました。2回目以降の接種はどうすればよいでしょうか。
A:原則としてはじめからやり直すことはせず、トータルとして規定の回数で行うように接種します。第1期1回目と2回目の間隔が規定の期間を超えた場合でも2回目と3回目を規定の間隔で接種すれば第1期初回接種を終了したものと考えます。第1期の追加接種は、第1期初回接種終了後1年から1年半の間隔をおいて行いましょう。

対象年齢

0歳 、 3歳 、 4~5歳

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